社内資料・画面キャプチャの機密情報を安全に隠す方法
社内資料や業務画面のキャプチャを共有するとき、顧客情報や社内の数字を確実に隠す方法をまとめます。
このツールでできること
- 画像は外部に送信されません。社外秘の資料も端末の中だけで加工できます
- 文字・数字は黒塗りで隠してください
画像を外部サービスに送らずに加工する
社内資料や業務システムの画面キャプチャを、マニュアル・報告書・問い合わせなどで共有する場面は多くあります。オンラインの画像編集サービスの多くは、画像をサーバーにアップロードして処理します。機密情報を含む画像では、それ自体が問題になることがあります。
Web Mask Studio は、画像を外部に送信しません。読み込み・加工・保存はすべてお使いの端末のブラウザの中で行います。ページの表示とアクセス解析のための通信はありますが、画像や加工内容は含まれません。本当に送信されていないかは、「画像が送信されていないことを確かめる方法」の手順で確認できます。
社内でツールを使ってよいかどうかは、所属する組織の規程に従ってください。
隠す対象の洗い出し(氏名・メール・金額・URL)
画面キャプチャには、本来見せる必要のない情報が写りがちです。
- 顧客・取引先・社員の氏名、メールアドレス、電話番号、住所
- 金額・単価・売上などの数値、契約番号、口座情報
- 社内システムの URL、サーバー名、IP アドレス、ユーザー ID
- ブラウザのタブ、ブックマークバー、通知、デスクトップのファイル名
- API キー・トークン・パスワードの表示(写っている場合は、隠すだけでなく無効化・再発行も検討してください)
黒塗りで隠す手順
- 「画像を選ぶ」でキャプチャ画像を選ぶか、ドラッグ&ドロップします。
- 「2. 隠し方」で「黒塗り」を選びます。白い背景の資料では「白塗り」も使えます。
- 「四角で囲む」で、隠す部分を 1 つずつ囲みます。間違えたら「元に戻す」(Ctrl + Z)で戻せます。
- 文字をはっきり残したい資料は「PNG」、ファイルを軽くしたい場合は「JPEG」で保存します。
文字や数字はモザイクやぼかしでは推測されることがあります。機密情報は必ず黒塗り・白塗りで隠してください(理由)。
画面共有・オンライン会議のキャプチャで気をつけること
オンライン会議の画面共有や、その録画・キャプチャには、共有したいウィンドウ以外のものが写りがちです。
| 写りやすい場所 | 内容の例 |
|---|---|
| 画面の上下・端 | ブラウザのタブ名、ブックマーク、タスクバーのアプリ、時計の横の通知 |
| 会議ツールの画面 | 参加者の名前と顔、チャットの内容、会議の ID |
| 共有したウィンドウの中 | ファイルのパス(ユーザー名を含む)、社内のサーバー名、他の顧客のデータが並んだ一覧 |
| デスクトップ | ファイル名、壁紙の写真、付せんアプリのメモ |
ファイルの情報(EXIF)も消しておく
デジタルカメラやスマホで撮った写真(ホワイトボード、書類、現場の写真など)には、撮影場所・日時・機種、場合によってはカメラのシリアル番号や撮影者の名前が記録されています。「この写真から分かること」で確認できます。
このツールで保存した画像には、これらの情報は残りません。加工が不要で情報だけを消したい画像がたくさんある場合は、「一括モード」でまとめて処理できます。
よくある質問
社外秘の資料を加工しても大丈夫ですか?
このツールは画像を外部に送信せず、端末のブラウザの中だけで加工します。ただし、ツールを使ってよいかどうかは所属する組織の規程に従ってください。送信していないことは「画像が送信されていないことを確かめる方法」の手順で確かめられます。
パスワードや API キーが写ったキャプチャはどうすればよいですか?
画像は黒塗りで隠したうえで、写ってしまったパスワードやキーそのものの変更・無効化も検討してください。一度共有した画像は、受け取った側に残っている可能性があるためです。
PNG と JPEG のどちらで保存すればよいですか?
文字の多い資料や画面キャプチャは、文字がにじまない PNG がおすすめです。ファイルを軽くしたい場合は JPEG の画質「高」で保存してください。